転んで、立ち上がって、寝る

毒親、不安障害やパニック障害、HSP疑惑、生きづらくて奮闘するが、空回り気味の人

パニック発作を予防するために旅行先で注意すること

不安障害やパニック障害を患っていると、不安になること自体が怖かったり、パニック発作を起こしたくないと言う気持から、行動範囲を狭めてしまいます。

 

でも、心のうちは、国内でも海外でも、旅行に行って思う存分楽しみたいと思っていると思います。

 

準備は神経質なレベルでしっかりと準備してもいいと思います。それがあなたの安心になるならです。もしも、準備していてだんだんと不安になるようでしたら、いったんストップしましょう。

 

どんな事を準備したらいいのかは、前回の記事にアップしました。

 

velabro.hatenablog.com

 

旅行先も決めて、準備が済んだら、次は旅行先での過ごし方です。

 

どんなことに気を付ければ、パニック発作を起こさずに、起こしたとしても軽い症状で済ますことが出来るでしょうか?

 

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現地についてから気をつけること

 

・アルコール類は控える。なぜならば、じゅうぶんな睡眠が取れなくなる可能性があるからです。

 

・睡眠を取る。時差の関係で睡眠サイクルは狂います。そのため、通常よりも長くベッドに横になるなどして、睡眠時間を多く確保できるようにします。

 

・雰囲気が悪いと思う、感じる場所からはすぐに離れます。パニックになるような人は神経が通常の人より敏感です。気にしすぎだと思って、自分の感を見捨てるようなことはしないで下さい。自分の感を信じてください。雰囲気が悪い場所にいると無意識の警戒心からか、エネルギーを消耗してしまいます。

 

・自然に触れる機会も作る。都市部に行った場合、疲れるようでしたら、自然の多い公園にいくなどして、ストレスを解消しましょう。

 

・現地語で挨拶をする。現地のスーパーや商店で買い物をする場合は、現地語で、「おはよう」と「ありがとう」だけでも言えるようにすると相手も警戒心を緩めてくれるので、少し気分を楽できます。笑顔があるとなお良しです。

 

 ・気分の浮き沈みにも注意する。目的地に着いたら思う存分、興味のあるものを見たり、食べたりして楽しめばいいのですが、あまりにも気分がハイになって、はしゃぎすぎても、パニック発作がおきて、過呼吸になったりします。

 

人間にとって、悲しいことやいら立たしいことは、心理的にストレスになるのは当たり前のように知っているかと思います。しかし、意外なことに、楽しいこともまた、ストレスになります。

 

人間の体にとっては色んな感情の起伏があることがストレスになります。一番体にとってストレスとならない状態と言うのはマインドフルネスなどをした時のような、気分の浮き沈みのない静かな状態です。

 

そのため、パニック発作を起こすのが怖いと感じるようでしたら、はしゃぎ過ぎない事も大事です。

 

でも、はしゃいでいて楽しいと思うならば、存分に気持を開放させてあげるのもいいです。

 

それでも、恐怖が襲ってきて、パニック発作になってしまったら、

 

手元には抗不安薬があります。

 

何が起こっても大丈夫です。

 

パニック発作を起こさなくても注意すべきことリスト

特に海外ので、注意すべきことです。

 

・現地の人に陽気に話しかけられても、金銭に関することはスルーする。

・自分が買ったり、注文した以外の食事は手を付けない。

・カバンや携帯電話、その他の物品をカフェやレストラン、ファーストフード店で日本のように席に置いて、そこから離れない。席取りやトイレの際はだれかに席で待ってもらう。

・旅行先の治安や経済状態にもよるが、スマホや財布を大勢の人が見える所や車道のある道路で頻繁に出したりしない。なるべく、すぐにしまう。

・財布らしい形状のものは使わない。シースルーの小銭袋も使わない。

・タクシーは正規のタクシー会社のものを使う。自分から近づいてきて、安いから乗せてくよって言う人はほぼアウトだと思ったほうがいい。

・公共交通機関では、バックパックは背中に持たない。自分の目に見えるように前に持つ。

・バッグも絶対に自分の体に寄せておく。道路で歩くときは車道側の手にバッグを持たない。

・ホテルでは、貴金属、高価な電化製品は金庫、または、スーツケースに鍵をかけてしまう。

 

もっと、色んな事に注意は出来ますが、あまりにも神経質になってしまうのも、旅行の楽しさを半減させてしまいます。

 

しかし、何かが起こってしまったら、それこそ良い思いでも無くなりますので、海外は日本ほどには安全ではないこと、日本の常識は通じないことを、頭に入れておきたいものです。

 

旅行のメリット

 色々と注意したい事、気をつけたい事はありますが、それでも旅行に行くメリットは大きいといえます。

 

・まったく違う文化に触れることで、インスピレーションが湧く。

・普段の雰囲気と違う場所にいることで、自分を変えやすい。

・見るものが目新しくて、脳への刺激になる。

・色んなものや事柄が学びになる。

・単純に楽しい。

・非日常感が得られる。

・不安障害やパニック障害を患っていると、気持が内側に向きがちです。旅行に行くと、以外にも気持が外に向きやすいものです。

 

きっと、旅行に行ってみることで、見えてくるものも多くあります。そして、旅行先だからこそ出来ることもあります。

 

自分の今の状態を改善するためのヒントを見つけられますように。