転んで、立ち上がって、寝る

毒親、不安障害やパニック障害、HSP疑惑、生きづらくて奮闘するが、空回り気味の人

これはパニック発作!決め手となる症状

パニック障害って人に理解されづらいです。

 

周りにどうしても理解して欲しいと思っても、あの苦しさを味わったもの以外には分かりません。

 

だから、パニック障害になってしまった人は、誰かに相談するのを躊躇します。

 

頑張って相談しても理解してもらえなければ、少なからず傷ついたり、残念に感じます。

 

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だからこそ、パニック障害になってしまった人自身が、自分の状態を「大したこと無い」「気にするな、気のもちようだ」などと自分の気持を無理に押さえつけたりしない事が大事です。

 

そのためには、自分自身がどのような状態にあるかをしっかりと知る必要があります。

 

パニック状態とパニック障害

 

パニック状態:一時的に怖い目にあって、驚いたり、焦ったりします。身体症状としても、激しい動悸や冷や汗などが出ますが、危機的な状態に対する正常な反応です。時間がたてば落ち着きます。

パニック障害命を落としそうな危機的な状況にはいないにもかかわらず、突然、激しい動悸や冷や汗、息苦しさを感じます。身体症状の他にも強い不安感が伴います。

 

わけの分からない恐怖感や不安感が同時に、しかも突然襲ってくると言う感覚には圧倒されました。

 

車を運転していたら、急に車が勝手に動き出してコントロール出来ないと言うくらいの衝撃と恐怖です。

 

自分で自分の体をコントロールしようにも出来ないんです。

だから、自分がダメなんじゃないかなと、自分を責めてしまいがちです。

でも、知識を取り入れておけば、これはこういうものだとわかります。そして、対処法があると分かれば安心できます。

 

パニック発作の自己チェック

 

1.動悸、心悸亢進、心拍数の増加

2.発汗

3.身震いまたは震え

4.息切れ感または息苦しさ

5.窒息感

6.胸痛または胸部の不快感

7.吐き気または腹部の不快感

8.めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ

9.現実感消失(現実でない感じ)、または離人症状(自分の存在が希薄になる感じ)

10.コントロールを失うことに対する、または気が狂うことに対する恐怖

11.死ぬことに対する恐怖

12.異常感覚(感覚麻痺またはうずき感)

13.冷感または温感

 

これらの症状が4つ以上あり、10分以内にピークに達する場合にはパニック発作と言えます。

 

私がパニック発作を始めて起こした時に、このうち12個は当てはまるものがありました。ほぼ全部ですね。

 

本当に異常な感覚なんですよ。

色んな症状が同時に襲ってくるから、呼吸、動悸、手足のしびれ、吐き気、どれを最初に対処すればいいのか分からない!

 

どうすればいいのか分からなくなるから更にパニック。

 

そして、症状を治めようと、呼吸を整えようとするも苦しすぎて、無理!

 

そんな状態を味わっていると「やばいじゃん、これ死ぬかも・・・」なんて思ってしまいます。

 

結構、心理的に無力感を味わわされます。

自分は自分でさえコントロール出来ないんじゃないかって。

 

でも、大丈夫。

 

パニック障害とはそういう奴です。

 

適切な対処をしていけば、パニック障害は克服できます。

 

そして、克服した人は自分の体としっかりと向き合ったからこそ、克服したと言えます。

 

だから、そんな人はとても強い人だと思います。

 

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